しずく日記

  1. トップページ
  2. しずく日記

しずくちゃんの日常をお伝えしています。

しずく日記 第21回 ~緊急手術~

たくさんの応援をありがとうございます。
しずくは本当によくがんばっています。

到着後、
容態は落ち着いていると思われましたが
急変しました。

心室細動ではなく、
非常に悪いリズムの不整脈の末に
徐々に心拍が弱まり、
心臓が止まりました。

普段は穏やかな看護師さんも叫び始め、
20人近くの医療従事者で
病室はあっという間に
いっぱいになりました。

泣きくずれた家族を病室外に誘導し、
病室外にはいつでも動けるスタッフが
何人もスタンバイ、
壮絶な蘇生措置がスタートしました。

救命現場のプロフェッショナルたちが
必死の表情で救命処置を続けます。

激しい心臓マッサージ、
人工呼吸、
電気ショックが
何度も繰り返されます。

心拍は戻りません。
たくさんの薬も投与されていきます。

処置開始直後の、
目を限界まで見開き
苦しそうにもがく
しずくの表情は
言葉にできません。
耳元で必死に呼びかけました。

ついには、人が多すぎるため私も外に出ると、
「他の家族をここへ呼ぶか」と
看護師さんとセキュリティの方が聞いてきます。

「大丈夫」としか応えられませんでした。

外で待ち続けると、
鼓動を取り戻しましたと
看護師さんが伝えてくれました。

心停止時間は40分。

しずくは本当によく戻ってきました。
がんばってくれました。

病室はパーテーションで
まわりから閉鎖され、
手術室へと変わり、
早急に体外循環装置の手術を実施すると
説明がありました。

私たち家族は
夜の10時半ごろから待合室へ入り、
面会を許されたのは
早朝4時をまわったころでした。

変わり果てた姿に
心配にはなりましたが、
それよりも
生きているしずくに
嬉しい想いがこみあげました。

装着手術は成功し、
容態は安定しています。

このあと、
VAD(補助人工心臓)の装着手術、
ICD(体内式除細動器・ペースメーカー)の更新、
バッテリー交換などが手術室で行われます。

目を覚ますのは、
まだしばらく先になります。

しずくのサポートに集中し、
落ち着きましたら
またご報告させていただきます。

たくさんの応援、
本当にありがとうございます。