しずく日記

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しずくちゃんの日常をお伝えしています。

しずく日記 第27回 ~心臓移植手術~

いつもしずくを応援していただきまして
ありがとうございます。

救う会からの報告のとおり心臓移植手術が行われました。
 
そのときは突然にやってきました。
現地時間5月10日の午前2時に
肩をたたかれ起きたときには
何が起きているのかまだ分かりませんでした。

そこには一人の医師が立っており
「お知らせがあります。」と言っていました。

悪いことばかりを想像してしまうので
咄嗟にしずくを見ましたが変わった様子はありません。
 
「ドナーが見つかりましたよ。
まだ色々な確認が済んでいませんが
ほぼ間違いなく移植手術になります。」

先生が淡々といつもどおりに話すので
寝起きの頭は混乱しましたが
先生に抱きしめられて夢ではないと思いました。

こんなにも突然やってくるのかと実感しました。

早朝にはしずく本人にもそのことを伝えました。
最善の手術であることを大人は理解できますが
小さな子どもにとっては短期間のうちに
大手術が次々とやってくることは
恐怖でしかありません。

手術前まではずっと黙ったまま
DVDを見ながら過ごし
手術室の前では我慢していた涙を
ぼろぼろ流しながら入室していきました。

午後1時前に入室し
病室に戻ってきたのは午後11時過ぎでした。

出血が多く、その処置に時間がかかったようで
長時間の手術時間となりました。

手術自体は成功でした。

面会できたのは午前3時前です。
はじめは完璧には動かないと医師からは説明がありましたが
戻ってきた娘の心臓に手をあてると
想像以上の力強い鼓動を感じました。
それは本当に信じられないような力強い鼓動でした。

私たち家族は娘が何度か生死をさまよう場面に直面しましたが
大切な家族を失ってしまうかもしれないとき
人は冷静ではいられません。

深い悲しみの中で
それでも誰かのためにと決断してくださった
ドナーご家族には感謝しかありません。

そして、幼くしてお亡くなりになったドナーの方のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。

また、長い活動の中で応援し続けてくださった
すべての皆さまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

術後の数日間は
強い免疫抑制剤を投与しながらの管理が続いています。

しずくは24時間の経過時点での状態がとても安定していましたが
2日目より心拍が速くなり、血圧が高くなりました。
嘔吐、吐血もしており
それぞれを改善するための薬の投与も行われています。

本人は目を覚ますこともありますが
おそらく今が一番きつい時のようで
すぐに眠りたがります。

痛みを我慢する必要はないのですが
なぜか自分で押せる痛み止めのボタンを押しません。

看護師さんからも
「大手術で胸を開いてるのよ。押していいのよ」と言われています。

気持ち悪さが一晩中続くので
眠ることができないのが最も辛いと先生に伝えて
今後は夜に眠りのサポートをする薬も投与してもらうことになりました。

素人の親としては心配なこともありますが
先生方からはそれでも全体的にはとても良い状態だと言われております。
血圧等が安定して
少しでも早く回復して元気な姿になってほしいと願うばかりです。

また状況が進みましたらご報告いたします。