しずく日記

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しずく日記 第5回 ~石川直宏選手との出会い~

第5回目の「しずく日記」がお父さんから届きました。
しずくちゃんのもとに心強いサポーターが訪れたようです。

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しずくを応援してくださっている皆さま、ありがとうございます。

しずくの父です。 

しずくは外でボールを蹴って遊ぶことが大好きでした。
嬉しそうにボールを追いかけては蹴り、追いかけては蹴り…。

そんな元気なころが懐かしく感じます。

まだどんなチームが好きだとか、どの選手が好きということはありません。

ただ、ボールを蹴るのが好きで、それがサッカーというスポーツであることを知り、
自分はサッカーが好きなんだということに気づいたところです。
*
そんなしずくのもとに、
ひとりのプロサッカー選手が訪れました。

日本代表でもプレーをしていた、
石川直宏選手(横須賀市出身)です。

病室に入り、優しく語りかける石川選手に
しずくはまったく反応ができません。
カチコチに緊張したしずくは言葉すら出ません。

それでも石川選手はしずくに言葉を贈ります。*

「ぼくも怪我で今はサッカーができないんだ。

 いっぱい手術もしたんだけどね。
 いろいろうまくいかないこともあるよね。
 でも、戻ろうよ。一緒に乗り越えようよ。」

状況は違えど、本来の姿ではないふたり。

石川選手は、
「現役最後の時間を、どうにかしてもう一度ピッチに立ちたい」
という強い想いがあり

しずくは、
「いつかまた以前の元気な自分に戻りたい」
という強い希望をもって生きています。

願い続ける「未来」が確実にあるものとして語りかける石川選手。

表情や言葉、しずくへの視線、すべてがポジティブで優しさにあふれていました。

しずくもだんだんと笑顔になってきて、帰る間際には笑顔で写真撮影もできました。


あきらめずに前進する。そのさきに、「未来」は必ずある。


みんなでそう思えた一日でした。



しずくは、まだ動けていた頃は、リハビリでボール蹴りをよくしていました。

心室細動を何度も起こしてからは、それがどうしてもできません。


勇気を出して、またやろうか、しずく。
もう一歩踏み出そう。