余剰金寄付に伴う最終会計報告及び閉会の報告

平素よりお世話になっております。

しずくちゃんが心移植をしてから4年半が経過しました。当時小学生だったしずくちゃんは現在、中学生になりました。術後の経過も良好なことから、当会では規約に則り、余剰金を他の心移植を必要とする小児患者を救う会に寄付することとし、昨年末12月20日付で、このちゃんを救う会(https://konochan-sukuukai.com/)に送金いたしました。

また、それに伴い、当会の残高が0になったことを受け、最終会計報告を記載させて頂くとともに、当会を正式に閉会することと致します。

発足当時より多くの方にご支援、応援いただいたこと、本当に感謝の気持ちしかありません。しずくちゃんの今後の幸せはもちろん、ご支援頂いたすべての皆様の幸せを願い、当会の活動を終了させていただきます。そして、最後に両親よりこれまでの経緯を振り返り、感謝の気持ちを伝える「しずく日記ファイナル」が届いておりますのでご覧ください。長きにわたり、ありがとうございました。

【最終会計報告】

【しずく日記ファイナル】

目標募金額達成のご報告と御礼

7月から活動してまいりました当会ですが、本日12月26日時点で総計募金額が3億1千万円に到達致しました。
目標金額を達成できましたことをここに伏してご報告申し上げます。
当会金融機関口座へのお振込、クレジット募金、Yahoo!募金等につきましても募金を終了させていただきます。
募金箱からの最終お振込のご案内も進めています。

目標額達成に際しまして以下、両親と救う会の代表より御礼文を掲載させていただきます。

両親より

この度は、私どもの長女しずくの渡航移植を目指す活動に様々なかたちでご支援してくださり、本当にありがとうございました。
毎週の街頭募金活動を実施してくださった皆さま。募金をしてくださった皆さま。
たくさんの応援メッセージや手紙をくださった皆さま。チャリティーを企画運営してくださった皆さま。
そして、救う会の皆さま等本活動に関わってくださった全ての皆さまに心より御礼申し上げます。

しずくの難病と向き合う生活は想像していた以上に心身ともに大変なものでした。
そのような中で、海外渡航移植を目指すための活動は募金目標額を含めてあまりにも高く大きな壁に感じました。
しかし、地元の横須賀市だけでなく、全国から励ましの声をいただき、活動が進むごとにたくさんの勇気や希望をいただきました。
皆さまの温かく力強い想いが、また新しいスタート地点への道を切り拓いてくれました。
家族全員でその想いを胸に、しずくの闘病生活に寄り添い守り抜きたいと思います。

これから渡航準備を進め、渡航後は検査を経て新たに米国の待機リストに入ります。
娘にとってはまさにここからが正念場です。
しずくは生命力の強い子です。
元気になることを信じています。

しずくに大きなチャンスを、明日を生きる希望をくださり、本当にありがとうございます。

岡崎 俊哉

代表より

当会の活動に携わっていただいた全ての皆様へ
会を立ち上げた代表として、この場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。
ご支援・ご協力の程、本当にありがとうございました。

7月の厚生労働省での記者会見を経て、「年内での目標額達成」を目指してこの半年間活動を続けてまいりました。
発足当初の夏場は募金額が伸び悩む苦しい時期でした。
しかし、地元の横須賀市内各協会や団体企業へ支援の輪が広がっていくと、更には静岡や大阪、東北から沖縄まで全国各地へとその輪が広がっていき、活動が進むに連れ、多くの募金が当会に寄せられました。

「一人の子どもの命を助けたい」。 それ以上でも以下でもない、一人ひとりの純粋な思いが何十万人の同志のつながりを生み、そしてその結果がこの時点での目標額達成につながったと感じます。
本当に皆様には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。

しかしながら、当会の活動は募金額達成がゴールではありません。
今後はしずくちゃんの容体などを見ながら、渡航日程を各関係機関と調整して家族をアメリカに送り出します。
最終目標であるしずくちゃんが以前の日常に戻るその日まで、当会は活動を続けていきたいと思いますので、
これからも皆様には温かく見守って頂ければ幸いです。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

しずくちゃんを救う会
代表 池井 将

お知らせ

2019.05.28
しずく日記を更新しました!
2018.12.05
【救う会より~目標としていた学校復帰のご報告~】

皆様、いつも応援してくださりありがとうございます。
自宅に戻ってから学校への復帰を目指していたしずくちゃんが
12月3日(月)より本格的に小学校へ復帰しました。

先月に1度は登校出来たものの、体調が落ち着かず静養をしていましたが、現在は体調も回復。
大きな大きな1歩を踏み出しました。

まだまだ大変なことはあると思いますが、ここまで来れた奇跡に言葉がありません。

目標としていた以前の生活に戻りつつあるこの状況を会の活動の一区切りとして
改めて活動にご協力いただきました皆さまに、ご報告と感謝を申し上げたいと思います。

長期にわたるご支援、誠にありがとうございました。
そして、これからも皆さんと一緒に、遠くから彼女の事を想いたいと思います。

今後、コロンビア大学病院からの請求額が確定しましたら
救う会の最終会計をまとめ、最終報告といたします。

そして、両親からも念願の学校復帰が出来たことに対して
感謝のメッセージが届いていますので、皆様にお伝えします。

しずくちゃんを救う会代表 池井 将


【両親より~小学校復帰。皆さまに感謝を込めて~】

この度は、娘の渡航心移植にあたり
たくさんのご支援をいただきましてありがとうございます。

活動開始からこれまでの間に、信じられないほどの人々の優しさを感じてまいりました。
そういった想いが、時には折れそうになる気持ちを支え、前に進ませてくれました。
街頭に立てば、多くの方が励ましの言葉をかけてくださいました。
その1つ1つのご支援と応援をしてくださった皆さまに
この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

また、混雑する駅や通りでの活動に関しましては
少なからずご迷惑をおかけしてしまったこともありました。
大変申し訳ございません。
そのような中でも真剣にご指摘、アドバイスをいただきましてありがとうございました。

この活動は、多くのボランティアの皆さまにより支えられていました。

自分の時間を削り、ご多忙の中でも雨の日も風の日も街頭に立ち続けてくださいました。
たくさんの身の回りの方々へ、声をかけてくださった方々もいらっしゃいました。

その姿は本当に言葉にならないほど嬉しく、感動的なものでした。

活動の根幹である救う会の事務所運営や、各種活動企画などに力を注いでくださった皆さま
地域から全国まで、1つの命のためにアクションを起こしてくださった皆さま
いろいろな方が、さまざまな方法で活動を前へ進めてくださいました。
本当にありがとうございました。

ご存じのとおり、米国に渡った後も困難が続きました。
娘は非常に危険な状態になったこともありました。
目の前で何度も電気ショックを与えられて浮き上がる娘の姿は壮絶でした。
それでも心拍は戻らず、モニターが反応しない状態がありました。
40分の心肺停止でした。
この40分間の本気の救命活動が娘の一命をとりとめ、その後に続く2回の手術につながりました。
皆さまの想いが届いた瞬間でした。

補助人工心臓装着後も、その影響で脳出血を起こし
娘は視力と視野がなくなっていくという恐ろしい経験をしてしまいました。
痛み止めが効かないひどい頭痛とも闘っていました。
小さな子どもにとっては、そのすべてがとても大変なことでした。
生きるための闘いでした。
親がひと時も離れられない待機生活が続きました。

そして、現地時間2018年5月10日(木)に心臓移植手術を受けることができました。

術後はとても順調で、ほとんど食べることができていなかった食事も
よく食べるようになり、少しずつ体も動かせるようになりました。

リハビリも進み、帰国時には自分の足で歩いて帰ってくることができました。
そのときには、娘の苦しんでいた姿や大変だったことが
頭の中にスライドショーのようにたくさん浮かんできました。
よく耐えてここまで辿り着いたと思いました。

帰国後には少しだけ体調を崩してしまい、学校への復帰を何度か延期しておりました。
11月中に本格的に復帰したかったのですが、発熱を繰り返したため
一度だけの登校で静養することになりました。

早い段階で元気な姿をご報告したかったのですが
免疫抑制剤を飲み続ける身体は、想像以上にウイルスや菌に弱いことを実感しました。
その後、ゆっくりと静養したことで、今はもう回復しています。

今年もわずかとなりましたが、病院の先生からも許可が出て
12月3日(月)より小学校へと元気良く復帰しました。
とても嬉しい出来事でした。
帰宅後も今回は問題なく、本格的な復帰となりそうです。

最終目標として目指してまいりましたが
実際にしずくはランドセルを背負って、小学校に通えるようになりました。

1年生の夏休み直後に、学校の中庭で倒れてから
思うように通学できない状態が続いていました。
今はもう小学3年生になります。
久しぶりの登校は非常に不安だったようです。

しかし、親から見ると以前の病室で苦しんでいた娘が
今の状況になっていることを何よりうれしく感じています。
子どもらしく笑い、遊び、勉強し、泣いて、怒って、悲しんで、喜んで。
これらができるのは生きているからこそです。

小さな命ですが、しずくにとってはかけがえのない人生です。

娘のたった一度きりの人生を温かい想いで守っていただき、ありがとうございました。
しずくは見違えるほど元気になりました。
みなさまに重ねて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

岡崎 俊哉
   泉
2018.09.22
取材・報道のページを更新しました。
2018.09.13
【しずくちゃんの帰国について】

この度、心移植のため渡米していたしずくちゃんが
帰国しましたので、ご報告申し上げます。

救う会の立ち上げからこれまでの様々な温かいサポートに対して
深く感謝いたします。

こうして帰国の日を迎えられたことを
会一同として、とても嬉しく感銘を受けております。

なお、会計報告につきましては
すべての精算が済みましたら
改めてご報告させていただきます。

帰国にあたりまして
両親から「しずく日記」が届いておりますので
ご覧ください。
2018.05.11
【移植手術のご報告】
しずくちゃんは、渡米後の2月16日より待機登録をし
米国で心臓移植の待機をしておりましたが
この度、現地時間5月10日の午前2時頃
ドナー様との巡り合わせがあったとの連絡が両親に入り
同日に心臓移植手術が行われました。

また、先程、現地の両親から
手術が無事終了したとの一報が入りました。

現在のところ、しずくちゃんの状態は良好とのことです。

移植後の数日間が
術後の非常に重要で難しい時間と言われていますので
しずくちゃんが乗り越え、安定してくれることを
祈るばかりです。

ドナーの方の御冥福を心からお祈りいたしますとともに
深い悲しみの最中に
臓器提供を決断してくださいましたご家族のみなさま
また、これまで応援いただいたすべてのみなさまに
感謝申し上げます。

略儀ではございますが
取り急ぎご報告させていただきます。

しずくちゃんの状態が安定しましたら
両親より様子をお知らせいたします。
2018.05.10
医療費の追加送金について

しずくちゃんの度重なる急変に伴い
当会がコロンビア大学病院に送金しました
デポジット(医療費)が不足することとなりました。

今後も医療を受け続けるために
病院から新たにデポジットの請求が提示されたため
当会の医療予備費等に加え
あいこちゃんを救う会様からいただきました余剰金を
5月7日付けで同病院に送金しましたことを
ご報告いたします。

急な事態にもかかわらず
ご対応くださいましたあいこちゃんを救う会関係者の皆様に
あらためて御礼申し上げます。
2018.02.26
事務局閉鎖のお知らせ

昨年末に募金活動が終了し
今月にはしずくちゃんの渡航が完了したことから
これまでボランティアの方々で運営していました事務局を
経費面などを考慮し、今月末で閉鎖いたします。

金融口座につきましても
「湘南信用金庫」「ゆうちょ銀行」「東京三菱UFJ銀行」の3つの口座を残し
他口座は閉鎖しましたことをご報告いたします。

また、今後のご連絡は、事務局閉鎖に伴い
電話からメール(save.shizuku@gmail.com)に変更させていただきます。

これまで、事務局の運営に
ご理解とご協力をいただきありがとうございました。

事務局に関しましては衣笠商店街様のご好意により
場所をご提供いただいておりました。
この場を借りて改めて感謝申し上げます。
2018.02.14
近況報告のページを更新しました。
しずくちゃんの渡米並びに米国の病院到着について掲載しました。
2018.02.08
中間会計報告(平成29年12月末時点)をご報告いたします。
2017.12.17
活動実績のページを更新しました。

現在の募金額 323,801,930円

1つ1つの支援が積み重なることで、救える命があります。どうか募金にご協力をお願いいたします。


目標募金金額 3億1000万円