しずくちゃんの日常をお伝えしています。
しずく日記 第33回 ~拒絶反応なし!~
いつもしずくを応援してくださり
ありがとうございます。
ニューヨークも暑い日が続いていますが
よく言われているように湿度が低いため
過ごしやすく感じています。
真夏ですが、病院の先生からは
どんどん外に出るように言われており
しずくは、なるべく外で歩くようにしています。
移植後は、長袖着用か日焼け止めを塗ってから
外に出るように指導されています。
米国では、犬を飼っている方がとても多く
歩いていると、近くに寄って来てくれることがよくありますが
移植後はペットもNGとのことで
とにかく、細菌やウイルスに弱い体になっていることを
常に意識しなければなりません。
食事も、調理した後2時間以内のものだけを食べさせるよう
移植専門の栄養士の方から話がありました。
自分の体を守りつつ
できることにチャレンジしていくことが
今後も大切になりそうです。
最近も体調は良く
弱り切っていた体力も戻りつつあります。
まだ、強い抗ウイルス薬は飲み続けていますが
きちんと効いてくれたようで
心配されていたウイルスの値も落ち着きました。
たくさんの薬を飲んでいるため
少し髪の毛が抜けやすくなっていますが
心配するほどではないようです。
また、3回目の心臓カテーテル検査(バイオプシー)も無事に終わり
「拒絶反応なし」の連絡もいただきました。
全身麻酔で実施するカテーテル検査を
こんなにも頻繁に受けたことはなかったので
毎回緊張しますが、一安心です。
今回の検査中には
しずく本人がずっと気になっていた
「抜けそうで抜けない子どもの歯」を
眠っている間に抜いてくれました。
「米国では抜けた歯を枕の下に置いておくと
歯の妖精がやってきて、良いことがある。と言われてるよ」と
看護師さんが教えてくださり
しずくは検査直後で麻酔が抜けきれない中でしたが
その話を楽しそうに聞いていました。
その日の夕食時には
「ぐらぐらした歯が無くなって食べやすい!」と喜んでいました。
このまま、とにかく体調を崩すことのないよう気を付けながら
順調に日本へ帰国できるよう
無理せず、日々過ごしてまいりたいと思います。