2018年12月5日 小学校復帰のご報告
【救う会より~目標としていた学校復帰のご報告~】皆様、いつも応援してくださりありがとうございます。
自宅に戻ってから学校への復帰を目指していたしずくちゃんが
12月3日(月)より本格的に小学校へ復帰しました。
先月に1度は登校出来たものの、体調が落ち着かず静養をしていましたが、現在は体調も回復。
大きな大きな1歩を踏み出しました。
まだまだ大変なことはあると思いますが、ここまで来れた奇跡に言葉がありません。
目標としていた以前の生活に戻りつつあるこの状況を会の活動の一区切りとして
改めて活動にご協力いただきました皆さまに、ご報告と感謝を申し上げたいと思います。
長期にわたるご支援、誠にありがとうございました。
そして、これからも皆さんと一緒に、遠くから彼女の事を想いたいと思います。
今後、コロンビア大学病院からの請求額が確定しましたら
救う会の最終会計をまとめ、最終報告といたします。
そして、両親からも念願の学校復帰が出来たことに対して
感謝のメッセージが届いていますので、皆様にお伝えします。
しずくちゃんを救う会代表 池井 将
【両親より~小学校復帰。皆さまに感謝を込めて~】
この度は、娘の渡航心移植にあたり
たくさんのご支援をいただきましてありがとうございます。
活動開始からこれまでの間に、信じられないほどの人々の優しさを感じてまいりました。
そういった想いが、時には折れそうになる気持ちを支え、前に進ませてくれました。
街頭に立てば、多くの方が励ましの言葉をかけてくださいました。
その1つ1つのご支援と応援をしてくださった皆さまに
この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
また、混雑する駅や通りでの活動に関しましては
少なからずご迷惑をおかけしてしまったこともありました。
大変申し訳ございません。
そのような中でも真剣にご指摘、アドバイスをいただきましてありがとうございました。
この活動は、多くのボランティアの皆さまにより支えられていました。
自分の時間を削り、ご多忙の中でも雨の日も風の日も街頭に立ち続けてくださいました。
たくさんの身の回りの方々へ、声をかけてくださった方々もいらっしゃいました。
その姿は本当に言葉にならないほど嬉しく、感動的なものでした。
活動の根幹である救う会の事務所運営や、各種活動企画などに力を注いでくださった皆さま
地域から全国まで、1つの命のためにアクションを起こしてくださった皆さま
いろいろな方が、さまざまな方法で活動を前へ進めてくださいました。
本当にありがとうございました。
ご存じのとおり、米国に渡った後も困難が続きました。
娘は非常に危険な状態になったこともありました。
目の前で何度も電気ショックを与えられて浮き上がる娘の姿は壮絶でした。
それでも心拍は戻らず、モニターが反応しない状態がありました。
40分の心肺停止でした。
この40分間の本気の救命活動が娘の一命をとりとめ、その後に続く2回の手術につながりました。
皆さまの想いが届いた瞬間でした。
補助人工心臓装着後も、その影響で脳出血を起こし
娘は視力と視野がなくなっていくという恐ろしい経験をしてしまいました。
痛み止めが効かないひどい頭痛とも闘っていました。
小さな子どもにとっては、そのすべてがとても大変なことでした。
生きるための闘いでした。
親がひと時も離れられない待機生活が続きました。
そして、現地時間2018年5月10日(木)に心臓移植手術を受けることができました。
術後はとても順調で、ほとんど食べることができていなかった食事も
よく食べるようになり、少しずつ体も動かせるようになりました。
リハビリも進み、帰国時には自分の足で歩いて帰ってくることができました。
そのときには、娘の苦しんでいた姿や大変だったことが
頭の中にスライドショーのようにたくさん浮かんできました。
よく耐えてここまで辿り着いたと思いました。
帰国後には少しだけ体調を崩してしまい、学校への復帰を何度か延期しておりました。
11月中に本格的に復帰したかったのですが、発熱を繰り返したため
一度だけの登校で静養することになりました。
早い段階で元気な姿をご報告したかったのですが
免疫抑制剤を飲み続ける身体は、想像以上にウイルスや菌に弱いことを実感しました。
その後、ゆっくりと静養したことで、今はもう回復しています。
今年もわずかとなりましたが、病院の先生からも許可が出て
12月3日(月)より小学校へと元気良く復帰しました。
とても嬉しい出来事でした。
帰宅後も今回は問題なく、本格的な復帰となりそうです。
最終目標として目指してまいりましたが
実際にしずくはランドセルを背負って、小学校に通えるようになりました。
1年生の夏休み直後に、学校の中庭で倒れてから
思うように通学できない状態が続いていました。
今はもう小学3年生になります。
久しぶりの登校は非常に不安だったようです。
しかし、親から見ると以前の病室で苦しんでいた娘が
今の状況になっていることを何よりうれしく感じています。
子どもらしく笑い、遊び、勉強し、泣いて、怒って、悲しんで、喜んで。
これらができるのは生きているからこそです。
小さな命ですが、しずくにとってはかけがえのない人生です。
娘のたった一度きりの人生を温かい想いで守っていただき、ありがとうございました。
しずくは見違えるほど元気になりました。
みなさまに重ねて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


岡崎 俊哉
泉
2018年2月14日 しずくちゃんの渡米並びに米国の病院到着のご報告
渡航に向けて準備を進めていたしずくちゃんについて
日本時間の2月13日(火)、羽田空港を出発し
同2月14日(水)に無事米国のジョン・F・ケネディ国際空港に
到着したとの連絡を両親から受けましたので
ここにご報告させていただきます。
到着後は、現地空港から救急車に乗り込み、
受け入れ先のコロンビア大学病院にて
移植待機リストに入るための検査を受けているようです。
しずくちゃんは緊張と不安で
しずくちゃんは緊張と不安で
機内では一睡もできなかったようですが
不整脈を合併している彼女にとって
渡航自体がリスクを伴うものでもありましたので
機内で体調が急変することもなく
まずは無事に現地へ到着できたことに
当会一同、ひとつ大きく安堵したところです。
今後は移植待機者リストに登録後
今後は移植待機者リストに登録後
ドナーが現れるのを待ち
無事手術が行われましたら
約半年間のリハビリと経過観察しながら
帰国を目指す予定となっております。
ここからがしずくちゃんや家族にとっての
ここからがしずくちゃんや家族にとっての
正念場ではございますが
早期に元気になることを信じたいと思います。
当会を支援してくださっている皆様には
当会を支援してくださっている皆様には
ここまで来られたことに対し
改めて感謝を申し上げますとともに
今後もFBやHPなどから
温かく見守っていただければ幸いです。
現状や今後の詳細などにつきましては
現状や今後の詳細などにつきましては
両親から追って報告があると思いますので
その都度ご報告いたします。
また、今回の渡航に関しましては
また、今回の渡航に関しましては
しずくちゃんにいつもと変わらず
落ち着いた環境で渡航をさせてあげたいという思いから
渡航日の公表を控え、無事到着後のご報告とさせて頂きました。
ご報告が遅くなりました事をご了承ください。