小学校2年生の岡崎 雫(しずく)ちゃんは、原因不明の難病である「左室心筋緻密化障害」を患っています。心筋症の1つで、心臓の収縮する力が弱く、十分な血液や酸素を全身へ送り出しにくいため、24時間点滴を長期継続している状況にあります。
この数年間においては、致死性不整脈である心室細動を繰り返しており、突然意識を失うことが多々ありました。そのたびに一命は取り留めていますが、次はどうなるかわかりません。このことから、植え込み型除細動器(ICD)を体内に植え込む手術をしており、可能な限り突然死のリスクを抑えています。
しかし身体への負担は増すばかりで、いつ心臓が止まるかわからない恐怖もあります。しずくちゃんはその小さな体で一生懸命病気と向き合い戦っていますが、心身ともに限界の状態が近づいており、予断を許さない状況です。
しずくちゃんを救うためには心臓移植よりほかにありませんが、国内において小児の心臓移植を受けられる可能性はとても低い現状があります。ご両親はしずくちゃんの命を守るため、一刻も早い移植の実現を目指し、海外への渡航を決断いたしました。
そして、入院中である東京大学医学部附属病院の先生方から並々ならぬご尽力を受け、米国のコロンビア大学附属病院から受け入れの内諾を頂くことができました。しかしながら、この心臓移植を実現するためには、保険適用や公的な助成もないため、とても個人では賄えない膨大な費用がかかることになります。
このことから我々は、しずくちゃんのアメリカでの心臓移植を実現するため、「しずくちゃんを救う会」を結成して、募金活動等を行うことに致しました。身勝手なお願いであるとは重々承知しておりますが、しずくちゃんの命を救うために、つなぐために、そして輝かしい未来を守るために、どうか温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。
しずくちゃんを救う会
代表 池井 将